#4 スクワットのフォームについて
こんにちは、S&Cコーチの房です。
今回、フィットネスクラブでよく質問される
「スクワットってどんなフォームでやったらいいの?」についてです。
スクワットだけではなくトレーニング全体に関連する話になります。
個人的にスクワットはメディアであったり、トレーナーの多くがオススメしている印象があります。
一般の方にも広く知られているエクササイズではあるのですが、人によってフォームが違っていてどれがいいのかわからないという方が多い印象も受けます。
よく「どんなフォームがいいの?」という質問をされますが、
自分は「目的次第」というスタンスでいます。
まずスクワットは「しゃがんで、立ち上がる」という動作になります。
この時のしゃがみ方、立ち上がり方で動員される筋群が変わってきます。
膝関節伸展筋群と股関節伸展筋群のどちらを鍛えたいのかによってスクワットのフォームは変わってきます。
例えば、、、競技の関係で走る・ジャンプすることが多く、スクワットをプログラムに組み込むというのであれば、股関節伸展筋群を鍛えるフォームで行なう方がいいと考えます。
もし、競技に関係するしないに関わらず膝関節伸展筋群を鍛える目的・理由があるのならそれに合わせたフォームでいいと思います。
上記のように、目的によってトレーニングはフォームが変わってくるので
「このフォームが絶対正解です!!」とは言えないと考えています。
ですが、鍛えたいからというだけであるフォームで行い、怪我をしてしまってはトレーニングしている意味がありませんので安全性も考慮しなければいけません。
痛みの軽減や傷害予防のためにトレーニングをしているのであれば尚更です。
他のエクササイズでも同様のことが言えることがあるため、トレーニングを行なう際には注意してください。
参考文献
Effect of Knee Position on Hip and Knee Torques During the Barbell Squat
ANDREW C. FRY, J. CHADWICK SMITH, AND BRIAN K. SCHILLING
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