#12 家トレのメリットと注意点

日を追う毎にコロナの感染者数が増え外出を自粛されている方も増え、そういった方々のために多くのトレーナーが「家トレ」(=自宅で行う筋トレ)をSNSで紹介しています。

在宅勤務の方にとっては通勤がなくなり、ジムへ通っていた方は閉館などで運動不足に陥っているかと思います。

「家トレ」はその運動不足を解消する1つの方法として考えられるので行うメリットと注意点を整理しようと思います。


特徴・メリット

・筋トレ初心者でもできる。

・自分の身体1つで出来るエクササイズが多い。

・準備にかかる時間が短く、いつでも出来る。

・2人で出来るエクササイズもあり、楽しみながら出来る。

・工夫次第で負荷をかけることが出来る。

・道具があるとバリエーションが豊富になる。  etc.


他にもあるとは思いますが、とりあえずこんな感じではないでしょうか。

着替えてその場ですぐに出来るのはジムに通うよりも大幅に時間が短縮できて、取り組むまでのハードルが低くなります。

ゴムチューブやペットボトルなどを使えば、負荷を大きくすることも出来るので自体重に慣れてきた頃に使い始めるのもいいかもしれません。


注意点

・「筋力の向上」効果が出にくい人がいる。

すでに筋トレをしている人にとっては負荷が低い可能性があります。


・「筋肥大」させることを目標にした場合、筋トレの時間が長くなる可能性がある。

自体重でもきつい!という場合は大丈夫だと思われます。

ですが、ある程度トレーニングをしていて楽にこなせる方が筋肥大を目標にした場合は

できなくなるまで回数を行う必要があるので時間がかかる可能性があります。


・適切なフォーム、どれをやるべきかがわからない。

SNSで知ったエクササイズを真似してやっている場合、フォームがわからず本来鍛えたい場所と違うということもあり得ます。

細かく解説している動画を見ても自分ではどうかわからないということもあります。


・いずれきつくなくなる(過負荷ではなくなる)

自体重の筋トレでも筋力は向上します。

しかし、筋力が上がったことで自体重は過負荷にはならなくなるので自体重だけの筋トレでは筋力の向上は止まります。


「家トレ」は筋トレ?運動?

「家トレ」は果たして筋トレなのか、それともただの運動なのか?

筋トレをやっていない人や初心者にとっては「筋トレ」になると考えられます。

筋力の低い人にとっては自体重や1kg、2kgでもきつく、「過負荷」となり得ます。


すでに筋トレをやっている人や普段何かしらのスポーツをやっている人には、

筋トレというよりも「運動」になると考えられます。

自体重では負荷が低く、「過負荷」にならないような筋力をすでに持っていることが多いからです。


初心者や筋トレをしたことがない人が健康のために筋トレに取り組むには、ある意味いい機会なのではないかと思います。

現在の状況がいつ良くなるのかは分かりませんが外出できるようになった時に、

・ジムに入会してみる

・パーソナルトレーニングを始めてみる

・外出自粛前と変わりなく趣味や仕事ができる   etc.

上記のようなことが出来るように準備する期間だと思って「家トレ」を活用してみましょう!!



あなたの生活をより快適に!パーソナルトレーナー 房大敬

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